「楽天モバイル、つながりにくいって本当?」「ビルの中や都市部で電波が弱いと困る…」
そんな不安を感じている人に朗報です。楽天モバイルはついに“700MHz帯(プラチナバンド)”の導入が始まり、これによって通信状況が大きく変わろうとしています。
「700MHz帯って何?」「本当に違いが出るの?」と思うかもしれません。
私自身も昔は「電波の周波数の違いなんて分からない…」と思っていましたが、今回の導入は楽天モバイルにとって“サービス開始以来最大の進化”ともいえるほど重要なポイントです。
この記事では、次の3つをわかりやすく解説します。
- 700MHz帯(プラチナバンド)が楽天モバイルにもたらす本当のメリット
- 都市部での電波改善がなぜ大きな意味を持つのか
- あなたのスマホ利用がどう変わるのか(つながりやすさ・速度・安定性)
このポイントを理解すれば、
「楽天モバイルって電波が弱いんでしょ?」というイメージが、
「都市部でも普通に使えるじゃん」という実感に変わります。
700MHz帯は“建物の中に届きやすい周波数”として知られ、
ドコモ・au・ソフトバンクが長年使ってきた、通信の“生命線”ともいえる重要な帯域。
楽天モバイルがこれを獲得したことで、電波の弱点が大幅に改善されると期待されています。
「今までつながりにくかった場所はどうなるの?」「自分のエリアも改善されるの?」
そんな疑問を持っているなら、このリード文の続きからすべてスッキリ解決します。
都市部のビル・地下鉄・商業施設でも“ストレスなくつながる”未来が、楽天モバイルでいよいよ現実のものに。
この記事で、あなたの通信環境がどう変わるのか、やさしく解説していきます。
楽天モバイルの公式サイトはこちら
700MHz帯=「プラチナバンド」とは?
なぜ「プラチナ」と呼ばれるのか
プラチナバンドとは、700~900MHzの周波数帯の電波の総称で、ドコモ・au・ソフトバンクなども昔から使っている「おいしい帯域」です。
この周波数帯の電波には、こんな特徴があります。
- 障害物に強く、ビルの中や地下にも届きやすい
- 電波の届く範囲が広い(少ない基地局で広くカバーできる)
つまり、
- 地下鉄・地下街
- ショッピングモールの奥
- 高層マンションの一室
といった、今まで電波が弱くなりがちだった場所で、大きな威力を発揮します。
これまでの楽天モバイルの弱点
楽天モバイルは、スタート当初から主に1.7GHz帯を使ってネットワークを構築してきました。1.7GHz帯は「高速・大容量」に向いている一方で、
- ビルの中に入りにくい
- 地下やビルの影で電波が届きづらい
という弱点もありました。
そのため、
- 「外では問題ないけど、室内に入ると急に弱い」
- 「マンションのエレベーターで圏外になる」
といった声が少なからずあったのも事実です。
この「屋内の弱さ」を補う切り札として期待されているのが、今回の700MHzプラチナバンドなのです。
楽天モバイルと700MHz帯導入の流れ
割り当てから商用サービス開始まで
楽天モバイルのプラチナバンド導入は、次のようなスケジュールで進んでいます。
- 2023年10月:総務省から700MHz帯の割り当てを受ける
- 2024年4月30日:700MHz帯の試験電波発射(実証・検証を開始)
- 2024年6月27日:700MHz帯プラチナバンドの商用サービス開始
試験電波の段階から、「ユーザー数とトラフィックが多い都市部の、電波が届きにくいエリアを優先する」方針が示されており、まずは都会から改善していく計画になっています。
どのくらいの規模まで広がる予定?
楽天モバイルが総務省に提出した開設計画によると、700MHz帯の基地局は認定期間終了時点で約1万局・人口カバー率83%超を目標としています。大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)がプラチナバンドで人口カバー率90%超を達成していることを考えると、
- まずは「都市部での穴」を埋めること
- そこから徐々に郊外や地方にも広げていくこと
が当面の流れになると考えられます。
なぜ都市部で電波改善が期待できるのか
ビルが多い=電波が届きにくい環境
東京・大阪・名古屋などの大都市圏は、
- 高層ビル・オフィスビルが密集
- 地下鉄・地下街が発達
- 人が集まる駅や商業施設が多い
という、「電波にとってキビしい環境」のオンパレードです。
1.7GHzといった比較的高い周波数帯だと、
- ビルのガラスやコンクリートにさえぎられやすい
- 建物の奥や地下まで届く前に減衰してしまう
ため、「外では4G/5Gなのに、屋内に入ると一気に弱くなる」という現象が起きがちです。
700MHz帯が都市部で効く理由
これに対して、700MHz帯の電波は、
- 回り込みやすく、ビルの陰にも届きやすい
- 壁・床・天井を抜けやすく、屋内や地下に浸透しやすい
という特性があります。
楽天モバイル自身も、700MHz帯について、
- 「ビルなどの障害物があっても電波が回り込みやすい」
- 「屋内や地下でも繋がりやすい」
- 「特にユーザー数・トラフィックの多い都市部のカバレッジホールを優先して展開」
と説明しています。つまり、都市部のユーザーにとっては、
- 今まで「ここだけ圏外」だったスポット
- 「ビルの中だと急に弱くなる」場所
が、少しずつ解消されていくことが期待できるのです。
700MHz帯導入で、都市部ユーザーの体験はどう変わる?
① 高層ビル・オフィス内での安定性アップ
都市部のオフィスワーカーにとって、「職場のフロアで楽天モバイルだけ電波が弱い」という悩みはよくあります。
700MHz帯が本格的に展開されると、
- 高層階のオフィスでも、4G/5Gが掴みやすくなる
- 会議室や奥まったスペースでも、急な圏外が減る
といった改善が期待できます。
特に、Slack・Teams・Zoomなどクラウドサービスへの依存度が高い職場では、「ちょっとした電波切れ」がそのまま仕事のストレスに直結するので、「とりあえず繋がる安心感」の価値はかなり大きいはずです。
② 地下鉄・地下街での「圏外ストレス」が軽減
都市生活で欠かせないのが、地下鉄・地下街です。 これまで楽天モバイルは、
- 一部区間でつながりにくい
- 路線によってはローミング頼み
といった課題もありました。
プラチナバンドの電波は地下にも届きやすいため、
- ホームでの待ち時間に動画を見ていても途切れにくい
- 乗り換えの通路でも、地図アプリがスムーズに動く
など、体感として「楽になった」と感じる場面が増えていくでしょう。
③ 人が密集する場所での繋がりやすさ向上
大規模イベント会場や、ターミナル駅・繁華街などでは、
- 「人が多すぎて、どのキャリアも遅くなる」
という現象が起こりがちです。
楽天モバイルは、700MHz帯に加え、既存の1.7GHzや5G(Sub6)のエリアも関東地方で2024年1月比最大1.6倍に拡大する計画を打ち出しており、トラフィックの多いエリアから順次強化を進めています。
これにより、
- 帰宅ラッシュの駅構内
- ライブ・スポーツ観戦などのイベント会場
といった場所でも、「そもそも繋がらない」という状況が徐々に減っていくことが期待できます。
④ マンション・自宅での安定性向上
都市部では、
- 鉄筋コンクリート造のマンション
- 高層タワーマンション
が多く、「窓際は速いけど、部屋の奥だと遅い/圏外」というケースも多々あります。
700MHz帯は壁や床をある程度突き抜けやすいため、
- リビングから寝室へ移動したときの電波落ち
- 玄関側とベランダ側での電波差
といったギャップが徐々に小さくなることが期待できます。
とはいえ「一気に全部改善」ではない:注意点も知っておこう
まだエリアは「順次拡大中」
ここまで良い面を中心に書いてきましたが、2025年時点で、700MHz帯プラチナバンドが全国津々浦々で完璧に使えるわけではありません。
公式や各種解説記事でも、
- 2024年6月27日の商用開始後、関東・主要都市部から順次拡大
- 具体的なエリアはサービスエリアマップで随時更新
といった形で、「これから広げていく段階」であることが繰り返し説明されています。そのため、
- 都心の一部エリアではすでに恩恵を感じ始めている
- 郊外や地方では、まだ大きな変化を感じにくい
という地域差が当面は続きそうです。
700MHz帯に対応していない端末もある
もうひとつの注意点は、自分のスマホが700MHz帯(Band 28)に対応しているかどうかです。
最近のiPhoneや、国内主要メーカー・大手Android端末の多くはすでにBand 28に対応していますが、
- 古いSIMフリースマホ
- 海外版端末の一部
などでは、700MHz帯に非対応のモデルも存在します。
端末のスペック表に、
- 「4G:Band 1 / 3 / 18 / 19 / 28…」
のような記載があるので、「Band 28」が含まれているかどうかをチェックしてみてください。
「楽天が最強」になるわけではないが、差はかなり縮まる
ドコモ・au・ソフトバンクは、プラチナバンドを十年以上使い続けており、
- 人口カバー率90%超
- 地方・山間部も含めた広域カバー
という点では、まだ一歩リードしています。
それでも、今まで「プラチナバンドがない」という明確な弱点を抱えていた楽天モバイルにとって、700MHz帯は非常に大きな前進です。
都市部のユーザーに限っていえば、
- 「圏外の多さ」という点では確実に改善
- 「価格」と「使い勝手」のバランスがさらに良くなる
という変化が期待できます。
ユーザー側でできる「700MHz帯を活かす」ちょっとした工夫
① 端末のOS・キャリア設定を最新にしておく
700MHz帯対応自体はネットワーク側の話ですが、
- iOS・Androidのアップデート
- キャリア設定のアップデート
が行われていないと、うまく掴めないケースもゼロではありません。
定期的に、
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- 「設定」→「一般」→「情報」を開いた際に表示されるキャリア設定アップデート
を確認し、最新の状態を保つようにしておきましょう。
② エリアマップや口コミで、自分の生活圏をチェック
楽天モバイル公式のサービスエリアマップでは、
- 楽天回線エリア
- 5Gエリア
- プラチナバンド対応の進捗
などを確認できます。また、実際の使い勝手は、
- SNSでの口コミ
- レビューサイトやブログ
などからも見えてきます。
「自宅」「職場」「よく行く駅・施設」といった自分の生活圏で、どの程度改善しているか・していきそうかを事前にチェックしておくと、乗り換え判断もしやすくなります。
③ どうしても不安なら、デュアルSIMで「お試し」もあり
いきなりメイン回線を乗り換えるのが不安な人は、
- メイン:ドコモ・au・ソフトバンク
- サブ:楽天モバイル(eSIMなど)
といったデュアルSIM構成で、しばらく様子を見るのもひとつの方法です。
都市部での電波状況が十分に改善されていると感じたら、メイン回線を楽天モバイルに乗り換える、というステップも踏みやすくなります。
まとめ|700MHz帯で、都市部の「繋がりにくさ」は着実に改善へ
楽天モバイルの700MHzプラチナバンド導入は、
- これまでの「屋内・地下・ビルの谷間に弱い」という弱点を補う
- 特にユーザーが多い都市部から順次改善していく
という意味で、非常に大きな一歩です。
ポイントを整理すると、
- 700MHz帯は、ビルや地下でも届きやすいプラチナバンドである
- 楽天モバイルは2024年6月27日から商用サービスを開始し、都市部から展開中
- 高層ビル・地下鉄・繁華街・マンションなどで、電波改善が期待できる
- ただし、全国一律で一気に良くなるわけではなく、エリアは今も拡大途中
- 自分の端末がBand 28(700MHz)に対応しているか確認しておくと安心
「安いけど、電波がちょっと不安…」というイメージがあった楽天モバイルですが、700MHz帯の導入により、都市部に限れば他社とのギャップがかなり縮まりつつあると言えます。
スマホ料金を賢く節約しつつ、都市部での繋がりやすさも重視したい人は、700MHzプラチナバンド時代の楽天モバイルを、改めて候補に入れてみてはいかがでしょうか。
みなさんも安心で快適なスマホライフをお楽しみください
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