「大手キャリアよりも安いから楽天モバイルに乗り換えたけれど、見慣れないアプリが最初から入っている…」「Viberというアプリ、国内で使っている人を見たことがないし、通知が邪魔!」
楽天モバイルのスマートフォン(特に楽天オリジナル端末)を購入すると、多くの場合、国際的な無料通話・メッセージアプリであるViberがプリインストール(初期搭載)されています。しかし、日本国内ではLINEが圧倒的なシェアを占めているため、Viberを日常的に使うユーザーは非常に少なく、多くの方が「ストレージを圧迫する不要なアプリ(ブロートウェア)」としてその存在を煩わしく感じています。
プリインストールアプリは、通常の方法では完全に削除できないことも多いため、「どうしたらこの邪魔なアプリを消せるのだろうか?」と悩む方もいるでしょう。ご安心ください。本記事では、楽天モバイルのViberを完全に「無効化」し、通知やバックグラウンド動作を停止させて、スマホを快適に使うための具体的な手順を、初心者でもわかるように図解付きで徹底解説します。操作は非常に簡単です。不要なアプリを整理して、快適なスマホ環境を取り戻しましょう。
Viberとは?楽天モバイルでの位置付けと国内利用の現状
Viberの概要と楽天グループとの関係
Viber(バイバー)は、スマートフォンやパソコン向けに無料で音声通話やビデオ通話、メッセージ送受信ができるVoIP(インターネット電話)アプリケーションです。機能は、国内で広く普及しているLINEと非常に似ています。
このViberを運営するバイバーメディアは、2014年に楽天グループによって買収されました。そのため、現在では「Rakuten Viber」の名称でサービスが展開されており、楽天グループのモバイル事業戦略の一環として、楽天モバイルから販売される端末にプリインストールされるに至っています。これは、楽天経済圏の一部としてViberの利用を促進したいという楽天側の意図があるためです。
なぜ国内では「いらない」と感じる人が多いのか
Viberは世界的には非常にユーザー数の多いアプリですが、こと日本国内においては、その利用率は伸び悩んでいます。
- LINEの圧倒的なシェア: 日本国内のメッセージングアプリ市場はLINEが圧倒的なシェアを占めており、知人や家族との連絡手段はほぼLINEで完結しています。
- 楽天リンクの存在: 楽天モバイルユーザーは、無料通話アプリとして「Rakuten Link(楽天リンク)」を利用します。楽天リンクが国内通話無料のメインサービスであるため、Viberの無料通話機能を使う必要性がほとんどありません。
- 不要な通知と clutter: アプリを起動していなくても、Viberは自動でバックグラウンド更新や通知を行うことがあります。使わないアプリからの通知は集中力を妨げ、ホーム画面やアプリ一覧にアイコンがあること自体が視覚的な「散らかり」となります。
【重要】Viberと楽天リンクの違い
「Viberを消したら、楽天モバイルの無料通話ができなくなるのでは?」と心配される方がいますが、それは間違いです。
国内通話無料の特典を提供するアプリは、「Rakuten Link(楽天リンク)」です。Viberではありません。Viberを無効化・削除しても、楽天リンクの機能や国内通話無料サービスには一切影響がないため、安心して手続きを進めることができます。
「邪魔」なプリインストールアプリが引き起こす具体的な悪影響
Viberのような使わないアプリを放置しておくことは、単に画面が散らかるだけでなく、スマートフォンの快適性やパフォーマンスに様々な悪影響を及ぼします。
1. ストレージ容量の圧迫
特に低価格帯のスマートフォンは、内蔵ストレージ(ROM)容量が少ないことがあります。Viberアプリ自体はもちろん、使っていなくても蓄積されるキャッシュデータやアップデートファイルが、貴重なストレージ容量を静かに消費し続けます。これにより、本当に必要な写真や動画、他のアプリをインストールする容量が足りなくなる原因となります。
2. バッテリーの無駄な消費
多くのアプリは、起動していなくても新しいメッセージのチェックや位置情報サービスとの連携などのために、バックグラウンドで動作し続けます。Viberも例外ではありません。このバックグラウンド動作こそが、使っていないはずなのにスマホのバッテリーを消耗させる「待機電力」の主な原因の一つです。無効化することで、バッテリー持ちの改善に直結します。
3. システム動作の遅延(RAM消費)
バックグラウンドで複数のアプリが動作していると、スマートフォンの処理能力(RAM)が分散されてしまい、メインで使いたいアプリ(LINEやウェブブラウザなど)の動作が遅くなったり、カクついたりする原因になります。Viberを無効化することは、システム資源を解放し、スマホ全体の動作を軽量化する効果が期待できます。
無効化と削除の違い:操作の限界を知る
Viberの対応策を講じる前に、「無効化」「削除」「非表示」の3つの操作の違いを理解しておくことが重要です。
| 操作 | 目的 | 特徴 | プリインストール版の可否 |
|---|---|---|---|
| 削除(アンインストール) | アプリとデータを完全に消す | ストレージ容量が空き、アプリが消える | 不可(システムの一部と見なされるため) |
| 無効化(ディセーブル) | 通知やバックグラウンド動作を停止 | アプリは残るが、システム資源を消費しなくなる | 可能(Android端末が主) |
| 非表示 | ホーム画面からアイコンを隠す | ストレージ消費や動作は変わらないが、視界から消える | 可能(iPhone/Android共通の簡単な対策) |
楽天モバイルのプリインストール版Viberは、多くの場合、削除(アンインストール)はできません。そのため、目指すべき目標は「無効化」または「非表示」となります。
Viberを無効化・非表示にする完全手順(Android・iPhone別)
以下に、楽天モバイルのユーザーが多いAndroid端末とiPhoneに分けて、具体的な手順を解説します。
【Androidの場合】「無効化」で完全に機能を停止させる
Android端末の場合、プリインストールアプリでも「無効化」機能が使えることが多く、これが最も効果的な対処法です。
- 「設定」を開く: スマートフォンの「設定」アイコンをタップします。
- 「アプリ」を探す: 設定メニュー内にある「アプリ」(または「アプリケーション」)の項目をタップし、アプリ一覧を表示させます。
- 「Viber」を選択: アプリの一覧から「Viber」を探してタップします。
- 「無効にする」をタップ: アプリ情報画面に進むと、「アンインストール」または「無効にする」というボタンがあります。プリインストール版の場合、「無効にする」が有効になっていることが多いので、これをタップします。
- 警告を確認: 「無効化すると他のアプリに影響が出る可能性があります」といった警告が表示されますが、Viberが必須でない限り、「アプリを無効にする」を選択して確定します。
これでViberは完全に停止し、アイコンはアプリ一覧から消えるか、タップしても起動できない状態になります。ストレージは空きませんが、バッテリーやRAMの消費は止まります。
【ヒント:無効化ボタンがグレーの場合】
稀に「無効にする」ボタンが押せない場合があります。その際は、まず同じ画面にある「強制停止」をタップした後、「ストレージとキャッシュ」に進み、「ストレージを消去」を行ってから再度「無効にする」を試してみてください。
【iPhoneの場合】「ホーム画面から取り除く」と「通知オフ」で対処
iPhoneの場合、iOSの仕様上、プリインストールされているアプリはユーザーが削除できません。Viberがシステムアプリとして組み込まれている場合、無効化もできないため、「非表示」と「通知オフ」で対処します。
- ホーム画面から取り除く(非表示):
- ホーム画面でViberのアイコンを長押しします。
- 「Appを削除」をタップします。
- 表示されたメニューで「ホーム画面から取り除く」を選択します。(注意:「Appを削除」を選んでしまうと、Viberのデータ自体が消えてしまいます)。
- アイコンはホーム画面から消えますが、「Appライブラリ」には残ります。これで視界からViberを排除できます。
- 通知を完全にオフにする:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「通知」をタップし、アプリ一覧から「Viber」を探してタップします。
- 「通知を許可」のトグルをオフにします。これで、Viberからのメッセージや広告などのプッシュ通知が一切来なくなります。
無効化・非表示後のメリットと再利用方法
無効化後のメリット
無効化・非表示にすることで、スマートフォンは以下のように快適になります。
- 静寂性の確保: 不要なプッシュ通知やバッジ通知に煩わされることがなくなります。
- バッテリー寿命の改善: バックグラウンドで動作していた分の電力が節約されます。
- 動作速度の向上: システム資源が解放され、他のアプリに割り当てられるため、体感的な動作速度が向上します。
再度Viberを使いたくなった場合
無効化はアプリの機能を停止しているだけで、アプリのデータ自体は残っています。
- Androidの場合: 「設定」→「アプリ」→(アプリ一覧を表示)→「Viber」を選択し、「有効にする」をタップするだけで、すぐに元の状態で利用再開が可能です。
- iPhoneの場合: Appライブラリからアイコンを探し、ホーム画面に戻すだけで、すぐに利用再開できます。
スマホ快適化のための不要アプリ整理術
Viberに限らず、不要なアプリを整理することは、快適なスマホライフを送るための基本です。以下のコツを参考に、定期的なメンテナンスを行いましょう。
- ウィークリーチェック: 週に一度、アプリドロワーやAppライブラリをざっと見渡し、一週間全く使わなかったアプリがないかチェックしましょう。
- 通知管理の徹底: アプリをインストールしたら、まずは「通知設定」を確認し、本当に必要な通知だけをONにする習慣をつけましょう。不要なアプリはViberのように完全に通知をオフにします。
- フォルダ活用術: ホーム画面は最小限に抑え、使用頻度の低いアプリは「SNS」「ツール」「ショッピング」などのカテゴリ別フォルダにまとめて非表示化します。
まとめ:焦らず、簡単な手順で快適なスマホ環境へ
楽天モバイルのプリインストールアプリであるViberは、国際的には有名ですが、国内利用ではほとんど不要と感じる方が多いアプリです。しかし、削除できない場合でも、無効化・通知オフ・非表示といった簡単な対処法で、その影響をほぼゼロにできます。
特にAndroidユーザーは「無効化」を行うことで、ストレージ以外でのデメリット(バッテリー消費やRAM消費)を完全に解消でき、iPhoneユーザーは「非表示」と「通知オフ」で視覚的なストレスから解放されます。操作も簡単で、スマホ初心者でも安心して行えます。
この記事の手順を参考に、Viberをはじめとする不要アプリを整理し、容量確保と操作性の改善を実現して、ストレスフリーなスマホ環境を作りましょう。
みなさんも安心で快適なスマホライフをお楽しみください
楽天モバイルの公式サイトへ