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Looopでんきの料金の仕組みとアプリの実態|契約前に確認すべき事実

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料金の仕組みとアプリの実態

Looopでんきの市場連動型プランに興味はあるものの、「専用アプリをうまく使いこなせるか自信がない」「料金の仕組みが複雑そうで不安」という理由で検討が止まっている方は少なくありません。本記事では、公式情報および複数の一次情報をもとに、料金体系・契約条件・運営実態を客観的に整理しました。感想や評価ではなく、事実に基づいた判断材料としてご活用ください。

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Looopでんきとはどんな会社か

Looopでんきを提供する株式会社Looopは、東日本大震災をきっかけに2011年に設立された企業です。太陽光発電の設計・建設・保守や電源開発なども手がけており、電力小売事業は2015年(法人向け)・2016年(家庭向け)から開始されています。非上場企業ですが、中部電力株式会社と資本業務提携を結んでおり、大手電力会社とのつながりを持つ独立系新電力という位置づけです。供給エリアは沖縄・一部離島を除き全国に及びます。なお、2022年4月から一時停止していた新規申し込みは、現在は再開されています(最新の受付状況は公式サイトでご確認ください)。

料金体系の仕組み:「制度対応費」とは何か

Looopでんきの家庭向けプランは「スマートタイムONE」の1種類のみです。最大の特徴は、電力量料金(電源料金)が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動し、30分ごとに単価が変動する「市場連動型」である点です。

料金の計算式

公式サイトによると、電気料金は次の要素で構成されます。

  • 電源料金:JEPXの市場価格(エリアプライス)に連動し、30分ごとに単価が変動
  • 固定従量料金:託送費とサービス料金を合わせた、エリアごとに固定の従量単価
  • 制度対応費:契約容量(kW)に応じて毎月固定で発生する費用と、使用量に応じて変動する費用の合計

※燃料費調整額は0円で、燃料価格高騰時の追加請求・割引の対象外です。

「基本料金」ではなく「制度対応費」と呼ぶ理由

Looopでんき公式FAQでは「一般的な電力会社でいう『基本料金』という名称の料金はありませんが、当社では『制度対応費』として毎月ご負担いただく料金がございます」と説明されています。これは託送費や容量拠出金相当額など、法令や外部要因に基づき電力会社側で金額を決定できない費用を指す名称です。

2025年4月の料金改定により、この制度対応費のうち固定費部分(託送基本料金相当額+容量拠出金相当額)が新設されました。計算方法は「実量制」で、直近12ヶ月のうち最も電気を使用した30分間のピーク使用量(kW)をもとに単価が決まります。使用量がゼロの月でも、この固定費部分は発生します。一方で、この改定にあわせて電力量料金単価は引き下げられており、使用量が多い家庭ほど恩恵を受けやすく、使用量が少ない家庭は相対的に負担が増える設計になっています。

契約期間と解約金について

Looopでんきの契約期間は1年間で、供給開始日を起点に自動更新される仕組みです。ただし、契約期間内に解約しても解約金・違約金は一切発生しません。同一住所で他の電力会社に切り替える場合は、切り替え先の会社が解約手続きを代行するため、利用者自身がLooopでんきに連絡する必要はありません。一方、引っ越しに伴い電気の使用自体を止める場合は、コンタクトセンターへの電話連絡が必要です(Web・アプリからの解約手続きには対応していません)。

アプリでできること・できないこと

公式が提供する「Looopでんきアプリ」(でんき予報機能)では、当日・翌日の30分ごとの電源料金単価や、使用実績に基づく当月の料金予測を確認できます。安い時間帯に洗濯や充電などをまとめる「ピークシフト」の判断材料として使う設計です。ただし、契約者専用マイページと同様に、解約手続きはアプリからは行えず、電話窓口のみの対応となっている点は事前に把握しておく必要があります。

メリットとデメリット(公平な整理)

メリットとして挙げられる点

  • 解約金・違約金が0円で、契約の縛りを気にせず利用を始めやすい
  • 燃料費調整額が0円のため、その部分の追加請求・値上げリスクがない
  • 使用量の多い家庭では、2025年4月改定後の電力量料金引き下げの恩恵を受けやすい

留意すべきデメリット・リスク

  • 市場価格が高騰する時間帯・季節(特に夏冬の夕方以降)には、料金が想定以上に上がる可能性がある
  • 制度対応費(固定費部分)の導入により、使用量が少ない一人暮らしなどの世帯では、以前より割高になるケースがある
  • 毎月の電気代を事前に正確に予測しづらく、家計管理を重視する方には不向きな場合がある
  • プランが「スマートタイムONE」1種類のみで、オール電化向けなど選択肢は限られる

まとめ

Looopでんきは、市場連動型という独自の料金の仕組みを持ち、料金体系の名称や計算方法に一般的な電力会社との違いがあります。「制度対応費」は基本料金に近い性質を持つ固定費と理解しておくと、請求内容を把握しやすくなります。解約金がかからない点は始めやすさにつながる一方、市場価格変動によるリスクは避けられません。アプリは料金確認や節約行動の補助ツールという位置づけで、解約などの重要な手続きには利用できない点も踏まえ、ご自身の電気使用量やライフスタイルと照らし合わせて検討することをおすすめします。

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