Looopでんきが値上げするの?ネット検索で噂がちらほら見えてんけど。値上げするっていうのは本当なのかにゃん?
ミントちゃん!心配してるの?ま~確かに最近円安は進むし、値上げはあちこちで起こってるしね~。実際に2024年6月から多くの電力会社は値上げらしいよ。
Looopでんきは今のところ値上げの予定はありません。(2024年5月現在)
Looopでんきは今までにない全く新しい料金プラン「スマートタイムONE」を打ち出した、今大人気の新電力会社です。
この記事で分かること
各電力会社をの厳しい現実
2024年7月以降の電気料金は
Looopでんきは値上げ?現状維持?
電力需要を巡る世界の状況
近年の電気料金値上がりは、ロシアによるウクライナ侵攻などを背景とした世界的なエネルギー危機が主な原因です。
火力発電の燃料として使用される石炭・石油・天然ガス(LNG)などの化石燃料の高騰が電気料金の値上げにつながっています。化石燃料の中でも特に二酸化炭素の排出量が他と比べて少ない天然ガス(LNG)の需要が高く、世界で争奪戦となっているんだって。
2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻後、ヨーロッパなどでは天然ガス(LNG)はロシア産以外のものの輸入を拡大。
その一方で近年、脱炭素社会実現への流れの中でガス田などへの開発・投資が減っていることから世界的にLNGの生産能力は増えず、需要増加に対応できていないらしい。少なくとも2025年頃までは、天然ガス(LNG)の需給は世界的にひっ迫が続くと見られているらしいです。
2024年5月以降には政府の補助金が終了し、標準的な使用量の家庭で最大910円値上がりする可能性があるって。
その一方で、2024年は原発再稼働が進むそう。東京電力の原発が2024年、再稼働する可能性が出てきています。新潟県柏崎刈羽原発には7基の原子炉があり、総出力は1つの原子力発電所としては世界最大級だそうです。そのうち6号機と7号機が2024年に再稼働する可能性があります。
2024年5月~7月 大手電力会社10社の電気料金の見通し
5月
チェックリスト
- 北海道電力:2円値下げ
- 東北電力:52円値下げ
- 東京電力:16円値上げ
- 中部電力:93円値上げ
- 北陸電力:50円値下げ
- 関西電力:65円値上げ
- 中国電力:53円値下げ
- 四国電力:62円値下げ
- 九州電力:20円値上げ
- 沖縄電力:46円値下げ
出典 ※gooニュース 4月電気代6社値下がり ガスは大手全4社上昇
北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の6社が値下げ。と全体的には値下げの傾向。
6月
しかし、6月電気料金(5月使用分)は「大手電力会社10社全社」で電気料金が値上がりする見通しで、値上り幅もとても大きくなる可能性があるんです。これは、下記の要因から起こります。
電気代値上げの要因
- 電気料金の補助政策「激変緩和措置」の縮小 補助金の縮小です
- 再生可能エネルギー賦課金の値上がり
電気料金の補助政策「激変緩和措置」の縮小
現在、政府による補助政策「激変緩和措置」によって、下記のような補助が実施されています。
低圧:1kWあたり3.5円の値引き
高圧:1kWあたり1.8円の値引き
(特別高圧は補助の対象外)
この補助額は5月電気料金(4月使用分)までとなっており、6月電気料金(5月使用分)はその半額となる下記の補助額になることが決まっています。
低圧:1kWあたり1.8円の値引き
高圧:1kWあたり0.9円の値引き
この「補助額の縮小」を5月電気料金(4月使用分)の値上げと比較するために、1か月の一般家庭の電気料金に換算すると、540円~720円/月ほど、電気代が上がる見通しになります。
再生可能エネルギー賦課金 の値上り
再生可能エネルギー賦課金とは
再生可能エネルギー賦課金とは?
現在、再生可能エネルギー普及のために、再エネで創った電気を「優遇された価格」で買い取るFIT(固定価格買取制度)が実施されています。
その FIT(固定価格買取制度)で買い取られる電気に必要な費用を負担するために電気の使用者から集められる料金のことを「再エネ賦課金」と言います。
(再生可能エネルギー賦課金 は、電気料金に加算されて支払われています)
1kWhあたり2.09円値上りすることになるので、1か月の一般家庭の電気料金に換算すると627円~836円/月の値上りになる見通しです。補助金の縮小と合わせますと、1,167円~1,556円/月の値上がりになる見通しです。
7月
政府の補助は、6月電気料金で半額に下がり、7月電気料金には無くなることが決定しています。
終了となった場合には、5月に半額になった分の補助額がそのまま無くなってしまいますので、6月電気料金と比較して540円~720円/月の値上がりになる見通しになります。トータルで考えますと、5月と比較すると7月月以降は1,707円~2,276円/月の値上がりです。
2024年7月以降
さらに、この電気料金の値上りの大きな要因となっている「天然ガスの値上り」は2025年頃まで続く見通しとなっています。
ウクライナ情勢から、ロシア産以外の天然ガス(LNG)の需要が増えていますが、同時に世界的に脱炭素の流れが大きくなっているため、ガス田などへの開発・投資が減っており、足りない天然ガス(LNG)を増やすこともなかなか難しいのが現状です。そのため、2025年頃までは天然ガス(LNG)が世界的に品薄状態だそうです。
Looopでんきの場合は 値上げ?
Looopでんきの場合、電源料金は市場価格に連動するので、上がる可能性もあります。今のところ、固定従量料金に変更はありません。しかし、ウクライナ情勢もあり、世界的にエネルギーは、ひっ迫している状況ですので傾向としては上がるかもしれないですね。しばらくは注意して見ていく必要はあるでしょう。
まとめ
再生可能エネルギーの普及を目的に設立された会社、Looopでんきは、化石燃料中心の社会からの脱却を目指しています。原子力よりも再生可能エネルギーを普及させようとしていますので、今後の電気代は他の電力会社とは違った動きをする可能性もあると思います。しばらくLooopでんきから目が離せませんね。
僕は、そんな独自路線を突っ走るLooopでんきに単純に感動します。
もしもあなたが、僕みたいにこまめに節約する意識をお持ちなら、また少しでも電気代を節約したいとお考えなら、日中によく電気を使う生活をされているなら、Looopでんきに今すぐ申し込みましょう。きっとあなたにぴったりの節約できる電力会社になれますよ。
みなさんも、Looopでんきで節約ライフを楽しんでください。
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