Looopでんきに切り替えようと考えている方の中には、どんなメリット、デメリットがあるのかが分からず、申し込みを躊躇されている方もいらっしゃることでしょう。
デメリットが許容できれば申し込むつもりでも、そこが分からずに困ってらっしゃるのではないでしょうか。
Looopでんきにはデメリットを上回るだけのメリットはあると、僕は個人的に感じています。
この記事ではどんなメリットとデメリットがあるのかについて説明していきます。僕と同じようにデメリット以上にメリットを感じた方は、是非一緒にLooopでんきの生活を楽しみましょう。
この記事で分かること
Looopでんきのデメリット
メリットとデメリット。どっちが大きい??
Looopでんきのメリット
- 基本料金が0円
- 市場価格連動型
- スマホアプリの機能が充実
- 電気ガスセット割がある
- 解約金がない
基本料金が0円
従来の地域電力会社では基本料金が決まっており、毎月固定で請求されます。
例:東京電力・従量電灯Bの基本料金
- 15A:467円63銭
- 20A:623円50銭
- 30A:935円25銭
- 40A:1,247円00銭
世帯人数別の目安としては、一人暮らしの場合は20Aでも大丈夫という場合もありますが、エアコンなどの他に電子レンジやIHクッキングヒーターを使うなら30Aにしておいた方が安心です。
家族が4人程度いて、エアコンを使う部屋が複数あり、IHクッキングヒーターなどを同時によく使うという場合は40Aにしておくのがベターです。
上記の東京電力の料金を参考にすると、4人家族の場合は基本料金だけで大凡1ヶ月1,180円~1,476円、年間金額に換算すると14,160円~17,712円が必要になります。
その一方で、Looopでんきには基本料金がありません。0円です。
つまり4人家族で年間で15,000円前後の節約になります。東京電力など大手電力会社の場合、基本料金はアンペア数によって決まるので、世帯人数が多いほどLooopでんきに切り替えればおトクになると想像できますよね。
市場価格連動型
Looopでんきの電気料金は、市場連動型プランを採用しています。
市場連動型プランとは、市場価格で料金が決まる仕組みのことで、市場価格が下がれば電力量料金単価も安くなり、逆に市場価格が上がると、電力量料金単価も高くなります。
これはメリットでもありデメリットでもあるのですが、
例えば電力需要が減る日中や深夜の時間帯は電力量料金単価も下がるので、この時間帯に電力消費量の高い家電製品を使うようにすれば、電気代の節約につながります。
特に太陽光発電量がもっとも多い昼の時間帯は、電力の供給が需要を上回るので、この時間帯も電気をおトクに使うことが可能になります。
スマホアプリの機能が充実
Looopでんきは、スマホアプリの機能も充実。
電力量料金単価が今いくらなのかを30分単位で確認できたり、料金が上がる時間帯になるとプッシュ通知が来るなど、電気を節約しながら使うための機能が備わっています。
毎月の電気代予測も表示されて、まるでゲーム感覚で電力利用をコントロールできます。
電気ガスセット割がある
Looopでんきは、東京電力エリアと東京ガスの都市ガス供給エリアで、「Looopでんき+ガス」という電気とガスのセットプランを提供しています。
電力量料金単価が1円割引になり、Looopガスは基本料金が1,000円&従量料金が一定の128円/㎥で、どれだけ使っても変動しません。
400kWh/月利用想定で換算すると、年間約4,800円もおトクに利用することができます。こちらも電気と同じで世帯人数が多いほどおトクになります。
解約金がない
Looopでんきの契約期間は基本1年間です。供給開始日以降1年毎に自動更新されていきます。
しかし、万が一「電気の使い方が市場連動型プランと合わなかった」など理由は様々にあるでしょうけど、解約したい場合、解約金は不要です。
契約期限の縛りもないので、契約期間内に解約しても違約金などもありません。これも大きなメリットですね。お試しに使ってみて、自分に合わなければすぐに解約が可能なんです。
Looopでんきのデメリット
メリットがたくさんあるLooopでんきですが、生活スタイルや使い方によっては想定していたほどの恩恵を受けられない場合もあります。
メリットもあればデメリットもあるのが世の常。想定されるデメリットをご紹介します。
- 市場価格が高騰すると電気料金が高くなる
- プランの種類が少ない
- 支払い方法は一つだけ クレジットカードのみ
- ポイントなどの特典がない
- オール電化住宅には合わない場合も
- 北海道ならではのデメリット
- 明細がWEBのみ
市場価格が高騰すると電気料金が高くなる
Looopでんきは市場連動型プランを採用しているため、当然市場価格の影響で料金が安くなることもあれば高くなることもあります。
比較的日中であれば市場価格が下がるのでおトクに使えますが、朝と晩で、家族が多く電気を使うような時間帯に電力使用量が多い場合は割高になってしまいます。
また、時間帯だけではなく季節にも影響され、エアコンを使う機会が増える夏と冬は他の季節よりも高くなる可能性が高まります。
逆にエアコンをあまり使わない春と秋は安くなる傾向にあり、節約効果も高められます。
時間帯や季節によって変動する電力量料金単価を考慮して、上手に電力をコントロールできないと電気料金が高くなるリスクがあります。
プランの種類が少ない
Looopでんきの料金プランは、「スマートタイムONE」と呼ばれるプラン1種類のみです。
セットプランも「Looopでんき+ガス」のみで、しかも申し込みできる地域は東京ガスの都市ガス供給エリアに限定されています。
支払い方法は一つだけ クレジットカードのみ
2024年4月現在、Looopでんきの支払方法はクレジットカード(Visa、Mastercard、American Express、Diners Club、JCBカード)決済のみとなっています。
一部のデビットカードやプリペイドカードであれば利用できますが、口座振替や振込用紙、スマホ決済で支払っている方にとっては不便に感じるかもしれません。
ポイントなどの特典がない
新電力会社の中には、電気代の支払いによってポイントやマイルが貯まったり、ガソリン代が割引になるなどの特典を用意している会社もあります。
Looopでんきにはそういった特典は一切ありません。
クレジットカードのポイントは貯められますが、それ以外は何もないのです。
厳密にいうとクレジットカードのポイントはLooopでんきの特典ではありませんので、物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
オール電化住宅には合わない
Looopでんきは、2022年11月までオール電化住宅向けの「スマートタイププラン」というプランを提供していましたが、2024年現在は「スマートタイムONE」のみです。
オール電化にお住まいの方で、夜間に電力を多く使う設定がされていると、電気代が高くなってしまう可能性があります。
現在の電力使用状況を想定したシミュレーションを行って、もしも割高になるようであればオール電化向けのプランを提供している新電力会社を選んだ方が安くなる可能性もあります。
北海道ならではデメリットあり
北海道は日本の一般的な気候と違い、夏に電力消費量が比較的少ないという特徴があります。
一般的には電力消費のピークは夏と冬にきますが、北海道のピークは冬だけしかありません。
この点はLooopでんきのような市場価格に連動した料金形態をもつ新電力は、大きなメリットでありデメリットです。
冬季の電力料金高騰 :
北海道の冬季は寒冷であり、暖房需要が急増します。この季節になると、多くの家庭で電気ヒーターやこたつなどの暖房機器が頻繁に使用されます。その結果、電力消費が増加し、市場価格が高騰しやすくなります。
この時期に電力を多く使用すると、電気代が上昇します。回避方法としては、冬場の電力高騰を抑えるためにガスや石油ストーブを併用するなどと言った工夫が必要です。エアコンだけではどうしても節約効果が得られない場合も生じるでしょう。
毎月の利用料金の明細がWEBのみ
今までは毎月地域電力会社が検針し検針票をポストに入れてくれていましたが、Looopでんきに切り替えるとWebサイトのマイページから利用状況を確認することになります。
ログインすると利用状況を分析した表をみることができます。いろいろと数値分析をしてみたくもなるのですが、そもそもネットになれていない世代の方々にとってみればデメリットでしかありません。
どのくらい節約できる?
さて、ではどのくらい節約できるのかについてなんですが、これはピークシフトを真剣に取り組んでいる人と全くやってない人では大きく差が出ると思います。逆に電気代が上がったって人もいるでしょう。家族構成や電気の使い方やお住まいの地域によっても変わってくるので一概には言えないと思います。
そこで、具体的な金額よりも節約成功事例を口コミから見てみます。
人それぞれに条件や環境は違うので一概には言えませんが、ピークシフトを心がけてる人は節約できているようですね。
まとめ
僕は、「でんき予報」なる新しい概念を取り入れて、電気代の節約を促してくれる、地球環境にも優しい電力会社にシンプルに感動します。
Looopでんきは、今までの電力会社と違って全く新しい料金体系を持つ電力会社です。電気代を節約したいと考えている方、日中に電気を使う比率が高い方にはぴったりの電力会社です。
もしもあなたが、僕みたいにこまめに節約する意識をお持ちなら、また少しでも電気代を節約したいとお考えなら、日中によく電気を使う生活をされているなら、Looopでんきに今すぐ申し込みましょう。きっとあなたにぴったりの節約できる電力会社になれますよ。
みなさんも、Looopでんきで節約ライフを楽しんでください。
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