「電気をLooopでんきに乗り換えたついでに、ガスもまとめたら、もっとお得になるのでは?」——公式サイトで「セットでさらに割引」という文字を見かけると、そう考えるのは自然なことです。でも同時に、頭のどこかで「セット割」という言葉に少し身構えてしまう自分もいませんか。携帯電話やインターネットの「おまとめでお得プラン」で、実際にはそこまで安くならなかった経験がある人ほど、その警戒心は強いはずです。「お得です」という言葉より先に、「本当に?」と疑う癖がついているのは、あなたが賢い証拠です。この記事では、Looopでんきとガスのセット割について、対象エリアや料金の仕組みまで2026年最新情報をもとに包み隠さずお伝えします。
なぜ「セット割」という言葉に警戒してしまうのか
セット割やまとめ割引に対して身構えてしまう理由は、多くの場合「割引額だけが強調されて、前提条件が小さく書かれている」経験を何度もしてきたからです。「1円引き」と言われても、それがどれくらいの規模の割引なのか、そもそも自分の地域で使えるのかがすぐには分からない。さらに「セットにすると解約しにくくなるのでは」という不安も重なります。実はLooopのガスセットにも、良い面と同時に、知っておかないと後で「思っていたのと違う」となりかねない条件がいくつかあります。漠然とした期待も漠然とした不安も、具体的な数字を知れば、どちらも輪郭がはっきりします。まずはLooopガスの正体から確認していきましょう。
結論:割引はシンプルだが、対象エリアと契約条件にクセがある
先に結論からお伝えすると、Looopでんきとガスをセットにすると、電気の従量料金が1kWhあたり1円(税込)割引になる「ガス割」が適用されます。仕組みとしてはシンプルですが、次の2点は必ず押さえておく必要があります。
- Looopガスは単独契約ができない:必ずLooopでんきとのセット契約が条件になります。「ガスだけLooopにする」という選択肢はありません。
- 対応エリアが限られている:Looopガスの対象は、日立市を除く東京ガスの供給エリア(東京地区など)です。全国どこでも使えるわけではなく、まずは自分の住まいが対象地域かどうかの確認が前提になります。
「セットにすればどこでも安くなる」わけではなく、「対象エリアに住んでいて、すでに電気もLooopを使っている(または使う予定の)人向けの割引」という位置づけだと理解しておくと、期待値のズレを防げます。
Looopガスの料金体系を具体的に見てみる
Looopガスの料金は、複雑な段階制ではなく一律料金という特徴があります。基本料金は1,000円、従量料金はどれだけ使っても1立方メートルあたり128円という、非常にシンプルな構成です。使用量が増えるほど単価が上がっていく従来の都市ガス会社の料金体系とは異なり、「今月使いすぎたから単価も上がって二重に高くなった」ということが起きません。
例えば、月間ガス使用量が30㎥の世帯であれば、基本料金1,000円+従量料金128円×30㎥=4,840円が目安になります。これに、電気とのセットで電気料金側が1kWhあたり1円割引されるため、電気の使用量が多い家庭ほど、セット割の恩恵を実感しやすくなります。「ガス代そのものが劇的に安くなる」というより、「電気とガスをまとめて管理しやすくなり、電気側にも割引がつく」というのが正直な実態です。
それでも確認しておきたい3つの注意点
良い面だけを並べるのはフェアではありません。申し込む前に、次の3点は必ず確認しておきましょう。
1. 東京ガスの標準的な料金と単純比較する
一律料金は分かりやすい反面、使用量によっては段階制の従来プランのほうが安くなるケースもあります。特に使用量が少ない一人暮らしの場合、基本料金1,000円が相対的に重く感じられることもあるため、直近数か月分の検針票と見比べてから判断すると安心です。
2. 対象エリア外では検討自体ができない
オール電化の家庭や、東京ガスエリア以外にお住まいの方は、そもそもLooopガスの対象外です。公式サイトの供給エリア確認ページで、自分の住所が対象かどうかを最初に確認しておきましょう。ここを飛ばして「安くなるらしい」というイメージだけで進めると、あとで「そもそも使えなかった」という無駄足になりかねません。
3. ガスを解約すると電気側の割引も外れる
セット割はあくまで「電気とガスを両方契約している間」の割引です。将来的にガスだけを他社に切り替えたい場合、電気側の1円引きもなくなる点は覚えておく必要があります。「セットだからこその割引」という前提を忘れずにいることが、後悔しない一番のコツです。
今日からできること
まずは、Looopでんき公式サイトの供給エリア確認ページで、自宅がLooopガスの対象地域かどうかをチェックしてみてください。対象地域であれば、直近のガス検針票を用意し、今の使用量に基本料金1,000円+128円×使用量㎥を当てはめて、実際の請求額とどれくらい差があるか計算してみましょう。すでに電気をLooopでんきにしている方であれば、ガスをまとめることでどれだけ電気代の割引が積み上がるかもあわせて確認できます。気になる方は、Looopでんき公式サイトはこちらから、料金シミュレーションで具体的な数字を確かめてみてください。
まとめ
Looopでんきとガスのセット割は、電気の従量料金が1kWhあたり1円引きになるシンプルな仕組みですが、対象エリアが東京ガスの供給エリアに限られること、ガス単独では契約できないこと、解約時には割引も一緒に外れることなど、事前に知っておくべき条件もあります。「セットだから絶対お得」と思い込む前に、自分の地域とガス使用量に当てはめて具体的な数字で確認する。その一手間が、後悔のない選択につながります。