「あれ?最近、楽天モバイルがつながりにくくなった気がする…😔」
そんな声を、ここ最近ものすごくよく聞くようになりました。実際、2026年6月に入ってから、SNSや口コミサイトでも「電波が不安定になった」「以前よりつながらない場所が増えた」という投稿が急増しています。
僕自身、ドコモ・au・ソフトバンクを渡り歩いてきたヘビーユーザーで、スマホは年に2台ペースで買い替えるほどの通信マニアです。携帯電話コンサルタントとして多くのユーザーから相談を受ける立場でもあるのですが、今月に入ってから特に「つながらない問題」に関するお問い合わせが急増しています。
これ、実は「気のせい」ではありません。6月からKDDI(au)が楽天モバイルへのローミング提供エリアを大幅に縮小したことが、直接の原因です。
でも、心配しないでください。状況を正しく理解すれば、対策は十分にあります。今日は、つながりにくくなった本当の理由と、40〜50代のスマホユーザーがとるべき具体的な対策をわかりやすく解説します。📱
なお、楽天モバイルの詳しい最新情報やキャンペーンは、
楽天モバイルの公式サイトでご確認いただけます。
なぜ6月から楽天モバイルがつながりにくくなったのか?
結論からお伝えすると、これは楽天モバイルの電波そのものが劣化したわけではありません。
問題の本質は「ローミングという補助ネットワークが縮小されたこと」にあります。
少し専門的な話になりますが、楽天モバイルは自社のアンテナが整備されていないエリアでは、KDDIのau回線を借りて通信を提供していました。これが「ローミング」と呼ばれる仕組みです。
ところが、KDDIは2026年6月1日付でこのローミングの提供エリアを大幅に見直しました。特に都市部(関東の川崎・横浜エリア、大阪北東エリアなど)で、ローミングエリアがハッキリわかるほど縮小しています。そして、このKDDIローミングの契約は2026年9月末に完全終了する予定です。
なぜローミングがなくなると困るのか。それはKDDIが提供していたのが「プラチナバンド(800MHz帯)」だったからです。プラチナバンドとは建物の中や地下でも電波が届きやすい周波数帯のことで、「つながりやすさ」において非常に重要な役割を果たしていました。
KDDIローミングエリアが都市部を中心に縮小
6月1日にKDDIが公開した「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」の更新情報を見ると、5月末時点と6月以降でエリアが明らかに異なります。川崎・横浜周辺、大阪の北東エリア、さらに関東・兵庫・札幌などの主要都市部で、ローミングエリアがかなりの範囲で縮小していることが確認されています。
「エリアマップ上では楽天回線あり」となっていても、実際には繋がりにくい場所が増えているのです。
これはKDDI側の事情によるもので、auユーザーへのトラフィック影響が出始めたエリアから順次ローミングを終了しているとKDDIは説明しています。楽天モバイルのユーザーが増えるにつれ、au側のネットワークに負荷がかかるようになってきたわけです。
プラチナバンドの補完効果がなくなった
KDDIのローミングで提供されていた電波は、800MHz帯のプラチナバンドでした。この周波数帯は「障害物を回り込む性質が強い」ため、建物の中・地下鉄のホーム・マンションの部屋の奥といった場所でも電波が届きやすいのが特徴です。
僕も以前、地下のカフェで楽天モバイルを使っていて「意外とサクサクつながるな〜」と感じていたのですが、あれはKDDIのローミング(プラチナバンド)のおかげだったわけです。
ローミング縮小後、楽天モバイル自身のプラチナバンド(700MHz帯)が代替できていないエリアでは、室内や地下での接続が難しくなっています。楽天モバイルは2024年6月から自社のプラチナバンドを展開中ですが、まだカバーしきれていない地域・場所が存在するのが実情です。
エリアマップと実態のズレが生じている
楽天モバイルのエリアマップを見ると、多くの都市部では「楽天回線エリア」として表示されています。しかし、そのエリアの一部はKDDIローミングによってカバーされていたため、マップ上はエリア内でも、ローミング縮小後は実際の体感品質が落ちてしまうケースがあります。
「エリアマップを見たら圏内なのに、なぜかつながらない…」という状況が起きているのは、まさにこのズレが原因です。携帯コンサルタントとしては、「エリアマップ=実際の接続品質」とは必ずしも言えないという点を、ユーザーの皆さんにはぜひ知っておいてほしいと思います。📡
楽天モバイルはこれからどうなるの?正直な見通し
「じゃあ楽天モバイルはもう使えないの?」と不安に感じた方も多いと思いますが、そう悲観する必要はありません。
楽天モバイルは現在、自社のプラチナバンド(700MHz帯)の展開を積極的に進めています。2026年5月1日〜5月15日だけで全国34都道府県78市区町村に新たな基地局を設置するなど、エリア拡大のペースは着実に加速しています。
また、楽天モバイルは衛星通信(スターリンク連携)の実証実験も進めており、山間部や離島など繋がりにくい場所への対応も視野に入れています。
ローミング終了の9月末に向けて、楽天モバイルが自社ネットワークをどこまで整備できるかが鍵です。
僕の見立てでは、主要都市の駅周辺・商業施設・幹線道路沿いはカバーされていく一方、住宅街の細かいエリアや古いマンション内では、まだ数カ月は不安定な状況が続く可能性があります。
今すぐできる3つの具体的な対策
ステップ① 現在地のエリア状況を「実際に確認」してみる
まず、楽天モバイルの公式サイトで「サービスエリアマップ」を確認しましょう。ただし、先ほど説明した通り、マップ上のエリア表示と実際の接続品質は一致しない場合があります。
より正確に確認するには、スマホの「設定」→「モバイル通信」→「接続先のネットワーク名」を見てみることです。「Rakuten」と表示されていれば楽天自社回線、「au」と表示されていればKDDIローミングで通信しています。6月以降にローミングが終わったエリアでは、今までau表示だった場所がRakuten(または圏外)に変わっているはずです。
自分が日常的にいる場所での接続状況を定期的に確認しておくと、状況の変化を早めにキャッチできますよ。📍
ステップ② デュアルSIMで「保険」をかける
もし楽天モバイルの電波が不安定な場所でどうしても通信が必要な場合の、最も現実的な解決策は「デュアルSIM」の活用です。
最近のスマートフォン(iPhone 15以降、最新のAndroid端末など)は2枚のSIMを同時に使える「デュアルSIM」に対応しています。楽天モバイルのSIMを使いつつ、つながりにくい場所でだけ別のSIM(povo2.0などのau系格安SIM)を使うという使い方が可能です。
povo2.0は月額0円から使えるため、楽天モバイルのサブ回線として持っておくコスパが非常に優れています。僕自身も以前、このデュアルSIM運用で通信の不安を大幅に減らした経験があります。
もちろん、長期的には楽天モバイルのエリアが拡大すれば不要になるかもしれませんが、当面の「保険」としてデュアルSIMは非常に有効な手段です。💡
ステップ③ Wi-Fiコーリングや通話設定を見直す
電話の通話でつながりにくさを感じている方には、「Wi-Fiコーリング」の設定を確認することをおすすめします。
Wi-Fiコーリングとは、携帯電波の代わりにWi-Fi経由で通話する機能で、楽天モバイルでも対応しています。室内や地下でWi-Fiにつながっている環境なら、この設定をオンにするだけで通話品質が大幅に改善します。
設定方法:スマホの「設定」→「電話」→「Wi-Fiコーリング」をONにするだけです(機種によって設定場所が異なる場合があります)。
自宅や職場など、Wi-Fiが安定している場所での通話には特に効果的です。携帯電波が届かない室内でも、Wi-Fiがあれば問題なく通話できるようになります。📞
まとめ:楽天モバイルで快適なスマートフォンライフを
2026年6月から楽天モバイルがつながりにくく感じる原因は、KDDIのローミングエリア縮小にあります。これは楽天モバイル自体の品質低下ではなく、ローミング契約の段階的な終了に向けた移行期特有の現象です。
楽天モバイルは月額3,278円(税込)で20GBを超えても高速通信が使い放題というコストパフォーマンスは依然として業界最強クラスです。ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの月額料金(6,000〜8,000円台)と比べると、毎月3,000〜5,000円以上の節約になります。
40〜50代で「毎月の携帯代が高い😖」と感じている方にとって、楽天モバイルへの乗り換えは今でも十分に価値のある選択肢です。大切なのは今の状況を正しく理解し、デュアルSIMやWi-Fiコーリングなどを組み合わせて賢く使うことです。
ローミング終了後の9月以降、楽天モバイルのエリアがどこまで進化するかが正念場。まずは今使っている環境でどんな変化が起きているかを確認しながら、賢く付き合っていきましょう。
楽天モバイルで快適なスマートフォンライフを手に入れてください。📱✨