今日のテレビで「ダイナミックプライシング」って見たよ。「羽鳥慎一のモーニングショー」2024年7月24日『ダイナミックプライシング』 お得な活用術
これって、Looopでんきと同じ仕組みじゃないの?
ミントちゃん
そうだねぇ~。意味は若干違うけど、仕組みとしては同じようなものだね。今日はダイナミックプライシングについて見て行こう!
ダイナミックプライシングとは
ダイナミックプライシングは、商品やサービスの需要に応じて価格を調整する仕組みです。販売者側からの視点で解説すると、需要の高い時期は価格を上げることで客単価アップに役立て、需要の少ない時期には価格を下げることで購入率アップにつなげられるので、売り上げが全体的に上がることが期待できます。
ゴールデンウィークやお盆など、利用客が多い時期は通常よりも人気観光地の宿泊代金がぐんと上がる、などはわかりやすい例かもしれません。
ダイナミックプライシングされている例
では、どのようなものがあるのかダイナミックプライシングの例を見てみましょう。日々の生活のなかで目にしたこともあるかもしれません。
- シーズンによって航空費やホテルの宿泊料金が変わる
- 集客の見込み具合で、スポーツ観戦のチケット料金が変わる
- 時間帯によって飲食店でのメニュー料金が変わる
- 販売状況に応じてコンサートのチケット料金が変わる
- 映画館のレイトショー(深夜の時間帯)
- 美容院や飲食店での雨の日の割引サービス
- スーパーマーケットのタイムセールや閉店間際の値引きシール貼り
それ以外にも、僕たちの目に付かないところでは、TVのCMもそうですよね。企業がテレビ局に払うCM放映料金も時間帯によって大きく違うという事は有名な話ですよね。多くの人が体験したことのあるダイナミックプライシングの例は、最後に挙げたスーパーマーケットのタイムセールでしょう。売れなくなってしまうくらいなら少し値下げしてでも収益につなげたいという販売者側の思惑と、安いのであれば購入したいという購入者側の思惑が合致しています。
いまダイナミックプライシングが注目されている理由は
ダイナミックプライシングが注目を集めている一因として、聞いた話ではありますが、コンピューターが普及し始めて20~30年が経つ昨今のこの状況で、商品やサービスの価格を決める根拠となるデータがデジタル化され、ビッグデータとして蓄積されてきていることが挙げられるそうです。コンピューターの処理能力が飛躍的に向上したこととも相まって、AIの研究や開発が加速し、より正確な需給予測や価格づけができるようになりました。
企業側から見たメリット
売り上げを拡大できる
経営者としては需要が低いときには売れ残りを避け、需要が高まっているときには高値で商品やサービスを販売して収益を増やしたいところです。ダイナミックプライシングを採用することでこれが可能になります。
余剰在庫や食品ロスを削減できる
在庫が何かしらの理由で廃棄されてしまうことは、紛れもない損失です。売れ残りが出ないように在庫数の最適化を図ることも大切ですが、ダイナミックプライシングを取り入れ、需要の少ない曜日や時間帯などは割引を適用しながら、需要を掘り起こして余剰在庫の削減にも同時に取り組みたいところです。
たとえば「シーズンが変わる前に季節性のあるものは売り切りたい」と考える小売店では、ダイナミックプライシングを取り入れることで購入率と売り上げのアップにつなげられます。食品の小売なら、先述のスーパーマーケットでのタイムセールのように、賞味期限が近い商品を値引きすることで食品ロスの削減にもつなげられるでしょう。
リソースを有効活用できる
ダイナミックプライシングの導入に成功すると、ピーク時の需要が分散されて、繁忙期と閑散期の需要をある程度一定にできます。どのシーズンも一定の需要が見込めるようになると、人的・設備のリソースを持て余すことも減るでしょう。またAIなどの活用により作業を自動化できれば、需要の予測や価格調整を手作業で行う必要もなくなり、人件費削減にもつながります。
消費者側からのメリット
通常よりお得に商品やサービスが手に入る
通常よりもお得に商品を購入できたりサービスを利用できたりすることは、消費者にとって大きなメリットでしょう。閉店間際のスーパーには安く商品が手に入ることを狙ってお客さんも売り場に集まってきています。
デメリット
メリットばかりが目立っているダイナミックプライシングですが、物事には必ずデメリットも存在します。
想定されるデメリットとしては、
- 繁忙期の購入率が下がる
- 需要が高い時は割高になる
- 購入機会を逃してしまう
などが挙げられると思います。消費者が、「わざわざ今買わなくてもいいやん」という気持ちになってしまえば、繁忙期のお客さんの数が減ってしまうこともあるかもしれません。忙しすぎればお店側としてはメリットにもなり得ますが・・・・
お客さんの側のデメリットとしては、今買わなくっても、もう少し待てば安くなるよ~と思っているうちに売れてしまって品切れになっちゃった!ってこともあるかもしれませんね。
Looopでんきの市場連動型料金プラン
ダイナミックプライシングとLoooopでんきの市場連動型料金プランは基本的な仕組みは同じですが、大きな違いは、価格を誰が決めるのか?が大きな違いでしょうね。企業側が需要と供給のバランスを考えて価格を設定するのがダイナミックプライシングです。
市場連動型は、市場の価格に連動するだけで、市場価格自体を企業は決めていないのです。価格を販売者側が決めるのか市場で決まるのか。
需要の少ない時間帯は価格が安いです。需要が高まる時間帯は価格が高いです。
安い時間帯を狙って電気を使うようにすれば、節約は可能なんです。
Looopでんきの提供する電気には再生可能エネルギーの比率が高いです。太陽光は昼間は発電量が多いのですが、この時間帯に一般家庭では使う人が少なく価格は安いのです。この時間帯の電気を使うことによって、再生可能エネルギーを安く使えるという事になり、環境にやさしく家計にも優しく電気が使えるという事になります。
まとめ
ダイナミックプライシングは、以前このブログでもピークシフトの例として何件か紹介していますが、市場連動型もダイナミックプライシングも、繁忙期と閑散期を平準化させる作用を持っています。
例えば、僕が学生のころまでは、みんな正月3が日は誰もかれもがお休みしていました。稼働しているのは病院と警察、消防署、飛行機、電車・バス、タクシー、テレビ・ラジオぐらいだったでしょうか。年末の3日間はスーパー、床屋、銀行、スーパーなどなど大混乱してました。
今思えば、なんであんなにスーパーに殺到していたのか?って不思議ですよね。特にそんな時代を知らない人たちにとってみれば理解不能なことかもしれません。それが繁忙期と閑散期が平準化されるとすべての人にとっても暮らしやすい世界になるのではないかと思いますよ。僕は。
Looopでんきは、今までの電力会社と違って全く新しい料金体系を持つ電力会社です。電気代を節約したいと考えている方、日中に電気を使う比率が高い方にはぴったりの電力会社です。
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